今回も読者からの投稿記事を掲載していきます。
相続に関するトラブル
私の祖母の介護と遺産相続に関するトラブルについてのお話です。
祖母は大正生まれで、第二次世界大戦時に4人の子供たちの子育てをしていました。
それから間もなくして、旦那さん(私の祖父です)が事故で亡くなり、残された子供たちを一人で育て上げました。
その時代には多くの人がそうだったように、懸命に働いたそうです。
そして、孫である私が物心ついた頃には、お金持ちのおばあちゃんという印象の人でした。
4人の子供たちが自立した後は、所外独身だった祖母は一人暮らしをしていました。
池のある庭に、好きな花や木を植えて悠々自適な生活だったようです。
アパート経営や貸店舗など数件を持っていました。
体が丈夫で、医者にいくことがなかった祖母も70歳を過ぎた頃、癌にかかってしまいます。
今まで人に頼らず、干渉されず生活していた祖母も、手術に入院生活となれば誰かがお世話をしなければなりません。
それも仕事をしながらではとても無理です。
この時、最初の入院時から介護をしたのが私の母でした。
母は4人兄弟の長女で、一人兄がいました。あと2人は妹です。
私が中学生の終わり頃のことでしたが、祖母の緊急な入院となりました。
祖母の退院後のことや、その後の通院のことを考えると、祖母と同居する人間が必要となります。
この時、母が面倒をみることになり、私たち家族は祖母の家へ引っ越しすることとなりました。
父は温厚なタイプの人ですので、特に異を唱えることはなく引っ越してくれました。
ただ面倒を見るのは母で、地元の大学病院へ入院していた祖母のところへ毎日通い、朝早くから夕方まで付き添い介護をしていました。
私と妹は、母が家事をできない分不便な思いをしましたが、学業と部活、家の手伝いをできるだけやりました。
祖母の最初の手術から約2年半を過ぎたころ、余命がそう長くないとの宣告を医師から受けます。
この宣告から時を待たずして、母の下の妹が祖母を入院中の病院から連れ出し、自分の地元の病院へ転院させてしまうのです。
癌の痛みや薬の副作用などで、認知力がかなり落ちていた祖母には、状況を正しく判断することができなかったと思います。
母の妹(叔母)に言われるまま転院し、数か月した頃祖母が亡くなったとの連絡を受けるのです。
この悲しみに暮れると同時に、遺産相続の問題が発生します。
祖母の持つアパートや店舗、土地に預金などを叔母が相続する、という内容の遺言がなされていたのです。
当然、母に遺留分がありますし、一人で介護を続けたという事実もあります。
法的な争えば、よかったのだと思います。
当時高校生になっていた私は、両親に訴訟をしよう、と何度か頼みました。
しかし、父も母も争いが嫌いな人間ですので、頑として請け合ってはくれませんでした。
そして祖母の死から二か月後に、住んでいた祖母の家から出ていくことになるのです。
相続は1円もなく、突然家を追われるという状況に、私は憤りと悲しみで両親を罵倒しました。
その時は。
あれから、30年が経ちます。
両親は今も健在で、夫婦でそれなりに楽しく暮らしています。
私もかわいい愛犬と主人と一緒の暮らしに満足しており、あの時の決断もありかな、と持っています。
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※1 2008年度市民の法的ニーズ調査報告書(日本弁護士連合会)より
※2 ※1及び総務省統計局人口推計(平成27年6月1日現在(概算値))当社試算
※3 ※1及び平成24年交通事故発生状況(警察庁交通局)基に当社算出
募集文書番号: PV2019営推00205